令和6年7月21日(日) 「さつなんアート」ブログ開始

 本日よりこのブログは札幌南高校の美術や工芸にまつわる事柄を発信していきます。

 はじめに、札幌南高校の美術教室、工芸教室を紹介します。

 

 美術教室は20人も入ればいっぱいになってしまいます。そんなに大きな教室ではありません。授業は20人前後の生徒が選択していますが、作業スペース的にはなんとか事足りています。しかし、絵画の授業時はイーゼルを立てるため、身動きが…… 「増築したいなぁ」、ってか。

 こちらは工芸教室です。授業で使うこともありますが、部活で使う事の方が多い教室です。日中は部員の溜まり場にもなる教室で、なくてはならない教室ですね。

 では、今後ともよろしくお願いします。

久々の投稿 西から南へ

本日、令和6年7月13日(月)。

このブログは札幌西高校在勤時に使用していましたが、転勤を機に閉鎖していました。本日昼下がり、かねてより放置していたブログを開き、いよいよ完全閉鎖をするに至りましたが、完全に閉鎖するか悩む次第です。

とりあえず、西高校から南高校に移りましたので、南の様子を伝えておきます。

では、札幌南高校の美術部の様子です。先日7月5日(金)から7日(日)に学校祭が催されました。美術部では作品展示・販売、そして1階ホールでのストリートパフォーマンスで巨大画の早描きに挑戦しました。

    

販売品として、美術部員の作品をクリアファイルに仕立ててみました。2種類。左は昨年度、札幌地下街で部員みんなで描いたスクールアートライブの作品、「驚天動地」ならぬ「響天動地」です。

 

さらば西高

4月2日土曜日 ブログ最後の投稿の話。

3月31日をもって、札幌西高校から札幌南高校へ異動になりました。13年間、長らく西高にはお世話になりました。

31日午後7時、美術教室を見るのもこれで最後でした。思い出がありすぎて、ありすぎて、何も書けないです。

研究室ともお別れです。管理人の家でしたね。居心地良かったなぁ。。。

そうでした、そうでした、先日、美術部員からお別れの花束とメッセージ、それに私が履いているサンダル ‘クロックス’がボロボロなので、新しいクロックスをプレゼントしてくれました。「ありがとう、南高で履きます!」

卒業生も来てくれて、花束までいただきました。みんな、ありがとう。。。

あー、とうとう終わりだ。3月31日の夜は寂しさで一杯でした。

4月1日金曜日、午前7時、札幌南高校へ初の出勤でした。

さぁ、やれるだけやるかな。。。

これをもちまして、この札幌西高「美術とアート」のブログ投稿は終了です。時期をみて閉鎖しますので、ご了承ください。

これまで、ありがとうございました。。。

令和3年度 西美展

3月13日日曜日 投稿は、令和3年度の西美展の話。

おとといの11日金曜日に作品搬入、展示を行い、その後から今日13日日曜日まで開催しました。

西美展、昨年度はコロナ禍のため、中止しましたが、今年度は、コロナ禍は続いていますが、感染症対策を施し、実施することにしました。

3日間で100人ほどの来場がありました。ありがとうございました。OB.OGも多数来場してくれました。ありがとう…

次年度の西美展は、市民ギャラリーが改装工事のため、場所を札幌市民交流プラザ1階、スカーツモールにて実施予定です。どうぞよろしくお願いいたします、

道展U21 良い結果でした。

2月11日金曜日 投稿は先日開催された公募展 道展U21の様子です。まずは、1年生部員cocoが、北海道教育長を受賞した作品から紹介します。

サイズはS30号で、油彩になります。タイトルは「記憶」とつけられています。過去の食事の様子でしょうが、鮮明な記憶として残っているのでしょう。良い絵です。

続けて、、、こちらの絵は、昨春卒業した美術部員で、卒業後、北海道教育大学札幌校、図画工作、美術教育専攻に進み、そちらから出品し、見事、UHB賞を受賞しました。ナイス、レイア! 作品タイトルは「追想」で、高校2年の夏に美術部の夏合宿で帯広に行った際、幸福駅にて、停車していた列車(不動)をモチーフにしたとのこと。良い絵だな。

管理人、現役生の受賞はもちろん嬉しいですが、卒業してからも出品し、頑張ってくれていることこそが嬉しく思います。しかも、スポンサー賞まで受賞するとは、、、嬉しい限りです。おめでとう!

他にも4名が奨励賞を受賞しました。みんなお疲れ様でした。

札幌市主催 黒板アート

2月10日木曜日 投稿は、先月、札幌市主催の黒板アートに参加した話です。参加、出品に際してテーマが設けられていました。1972年の札幌オリンピックから50年が経ち、現在を生きる中高校生が、未来へ希望を持って進む姿を描くというような内容でした。

1チーム4人以内が参加条件でしたので、美術部から、3チームが参加しました。本校は黒板を使用するタイミングに事情があり、6時間程度の制作時間でした。

さて、その黒板アート、1年生、チーム名「芋男爵」が優秀賞をいただきました。作品タイトル「札幌三十六景」です。良いですね〜、葛飾北斎の名作をオマージュした構図で、楽しさが伝わります。その他、日本の名画を散りばめつつも現代風にアレンジした様子が随所に見られます。おめでとう!

さて、続けて、、、

こちらも1年生、チーム名「ポテトレディー」、作品タイトル「ambitious future」。とてもカラフルです。向かって右手のクラーク像が目をひきますね。この作品は向かって右手から左手に行くにつれて時代が進んでいく様子を表しています。1972札幌オリンピック当時に開通した札幌地下鉄を描いたところもNICEです。

続けて、、、

こちらは2年生、チーム名「派手な奴ら」、作品タイトル「New Era」。向かって左手に聖火台、右手には札幌テレビ塔、そして様々な競技の選手たちが描かれていますね。中央の年代の表記が目をひきます。

楽しかったですね。ちなみに管理人も部員の実施する前日に、人生初の黒板アートを描いてみました。

リサイクル アンブレラドレス

1月4日火曜日 本日2度目の投稿は、2年生美術部員の共同制作を紹介。

こちらが完成した作品(ドレス)です。2年生の探求学習の課題として設定し、制作しました。

はたから見るとただのドレスに見えるでしょうが、これ、なかなか凝っているんですよ。部活動として制作した訳ではないので、管理人が「あーだ、こーだ」は一切言わず、後ろから眺めているだけでしたが、彼女たちは頑張りました。

毎年、生徒玄関に放置される傘は数十本、、、年度末には、どうしようもないので、捨ててしまいます。もったいないです。。。

そこで、捨てられてしまう傘をどうにかできないものか、というリサイクルの心から、この作品は誕生しました。

綺麗ですよね。このドレス、全てのパーツは廃棄される傘から作られています。色の配色、縫い付けなどバランスが良いです。

よくやった! 管理人は彼女たちを誇らしく思います。今後も素敵な作品を期待しています。

表紙絵

1月4日火曜日 投稿は10月に出版された、元札幌西高校教諭、澤田展人先生の小説「人生の成就」の表紙絵の話。

澤田先生から、書籍化する本の表紙絵のご依頼を受けたのは今回で2冊目になります。数年前、初めてご依頼を受けた時は、小説「ンブフルの丘」でした。

「ンブフルの丘」は、北海道新聞社より、出版されています。

さて、今回は、中西印刷より出版される、「人生の成就」という小説の表紙絵になります。以下の写真は、出版前の打ち合わせ時に、中西印刷さんとの協議に使用した最終確認の表紙絵です。

ここにたどり着くまでに、澤田先生、中西印刷さん、その他関係者、皆様のご意見やご要望を聞くことになります。

ちなみに、以下の写真は検討を始めた頃のアイデア出しのようなものです。

これらはもちろんボツです。考えに考え、アイデアを練るわけですが、この後、出版される中西印刷さん、言わばプロの方からたくさんのアドバイスをいただきました。

「自分が凄い、と思う絵が必ずしも万人に受けるわけではない。」「構図、色遣い、フォント、、様々な側面から妥協せず検討する。」「どんなに凄い表紙絵であっても、本を手に取ってもらい、最後には買ってもらわなければ意味がない。」「私たちは本が売れなければ食べてはいけない。」

まだまだ教わったことはありますが、プロの方の考えはとても勉強になりました。その節はありがとうございました。精進いたします。

石膏デッサン

1月3日月曜日 あきらかに暇なのか、本日6度目の投稿。管理人もデッサンをあげておきます。

生徒と一緒に授業中に描いたデッサンをあげておきます。たくさん描いたのですが、自分のデッサンの写真を撮るという習慣がなく、描いても放置しているくらいでしたが、何故かこの石膏像(ガッタメラータ)だけは撮っていました。

おそらく4時間ぐらいか、5時間は描いていないと思います。もうちょっと描けば良かったですね。

令和4年、SNSの時代はとっくに来ています。管理人も描いた絵を写真に撮ってあげるようにします。。。たぶん。。。