絵文字 作品紹介続き

 9月5日(水) 定期考査3日目、授業、部活ともありません。。。ので、昨日の投稿の続きです。2年生授業課題、デザイン「絵文字」 管理人の気に入った作品です、どうぞっ!

 「布」  一部をほつれさせ、布の織り込まれている様子を表現している。ナイスアイデア!

  「豆」 そのまんま、豆を投入! シンプルで良いですね。

 

 「音」  スピーカーのシンプルなサインを下に入れたんだね、上手い。

 「圧」 下に力がかかり、それを矢印で表現している。圧力かかってんな~。

 「心」  どうみても心臓だね。一発でわかるよ。

 「仏」  シンプル イズ ベスト!!  仏様が手を組んだ様子だね。上手いな~~。

 はい、ここから、切った、砕いた、壊した、続きます~。。。

 「切」  ハサミで、文字を切ったんだね!! 切れてる、切れてる。

 「砕」 人とつるはしで見事に幹事の右側を作り、岩を砕いている様子、上手いね!

 「壊」  トンカチで「壊」を壊したな。。。壊れている感じが丁度良い感じ。

 「蒸」  何を蒸しているんだろ? ”くさかんむり”が木の蓋になっているところがポイントだね。

 「挿」 漢字左側の”てへん”から手が伸び、カードらしきものを右側に挿し込んでいるんだね。黒一色だが、シンプル良いよ。

 「波」 デザイン的に美しい!  綺麗にできている。 商業的に直ぐに使えそうな作品だね。

 「塗」 塗料をスプレー缶で噴射した様子を表現したんだね。スプレー跡の塗料が垂れているのがポイントだね。色も丁度良い感じ。上手い。

 

 はい、以上でございます。

今日も定期考査、作品点検

 9月4日(火) 定期考査2日目、今日も管理人は作品の点検? 評価中かな。。。

 以前紹介した2年生授業課題、デザイン「絵文字」、ただいま前期の成績をつける前ですので、改めて点検しているところです。そこで、管理人が気に入ったものも出ていますので紹介します。 ※ただし、誤解のないように断っておくと、管理人が気に入っているのと、成績の評価が高いのは、完全には結び付かないので、ご理解ください。というのも、デザイン上優れていても、管理人があまり気に入らないものもありますし、逆にデザイン上は微妙でも、管理人が「おもしろいっ!」って気に入るのもあります。ので、その辺は理解ください。

 まずは、「彫」 これは面白い! 「彫」の右側は彫刻刀で彫った跡を描き、左側部分「周」の中に彫刻「ロダンの考える人」を入れたところが、うまいなぁ、と感心する作品です。

 続いて、「東」 これはもうお分かりですね、「東京タワー」です。スマートで、おしゃれを感じますね。東京と名の付くどこかの企業、使ってくれたらうれしいですね。もちろん著作権料は生じますよ! 作者と交渉を!

 次は、「響」 これも良い! 音が響く、広がっていく様子を「響」の上にシンプルに輪で波紋を描いていく、脱帽ですね、うまい!

 さて、次は「編」と「繕」 どちらも”家庭科”をイメージするものですが、アイデアとして上手くまとまっていますね。絶妙の単純化です。  

 続いて、これはどうですか、「避」 どこかで見たことありますよね、そうです、非常口のあのマークの人間です。避難する際にはお世話になるマークです。うまく取り入れましたよね。

 管理人が今回の全作品で、一番シンプルでうまいなぁ、と感心したのが、「烏」。黒一色で、一番上に烏のシルエット、漢字の一番下の4つの点に、烏の羽4枚。わかるわかる、これは上手い!

 以上です。今日はここまでの紹介。また後日、続きを紹介します! それではまた!

「平面構成」点検中

 9月3日(月) 本日から定期考査が始まりました。そのため、授業も部活動もありません。。。さびしい。。。

 投稿は、1年生授業課題、デザイン「平面構成」、作品点検の様子です。

 まず始めに、以下は、多摩美術大学 2016年入試ガイドの中身です。グラフィックデザイン科の合格者作品の紹介の様子です。当時のテーマは「ROBOT」だったようです。どの作品も上手くまとめられていて、”さすがだな” という印象を受けます。

 本校の生徒、皆が美大受験をするわけでは全くありませんが 、ちょっとでも参考にして欲しく、資料の一つとして机に出してあります。

 ところで、管理人が浪人生の頃、講師によく言われ続けたことがあります。それは、デザインには  ”疎と密が大事!”  という言葉です。当時は、若かったので、「ふぅ~ん、そうなんだぁ~。」くらいにしか思っていませんでしたが、この美術の世界に身を起き続けると、ようやくわかってきました。そうなんです、デザインは、疎の部分(間が空いている。あらい。まばら。) と、密の部分(すきまもなく集まっている。きめが細かい。)を上手く取り入れることが大切なんです。

 あらいだけでは駄目です。きめ細かすぎても駄目です。基本は、「ここが見せ場だ!」という箇所を作り、そこはきめ細かく、丁寧に、 他はあらく、ざっくりと、  これですね。。。ただし、例外はいくらでも出てきます。最終的には、良いものは良いんです!!!  我ながらお粗末!

 今日は1年3、4組の作品点検でした。。。良いものはいいぞ。頑張っていこ~!

色彩理論から見た「パン屋」

 9月2日(日) 休日なので学校は休み。。。休みの日にブログを投稿しなくてもいいかな、と思う管理人が今日ここにいますが、まぁせっかくなので、投稿します。(今後は、休日、平日問わず、毎日投稿しないかもしれません。”ほぼにち”を目指しますが、目指さないかもしれません。。。)

 さて、昼前に行きつけのパン屋に行きました。よく訪れるパン屋ですが、いつ行っても賑わっています。人気なんですよ、ここのパン屋。。。味も良く、値段もリーズナブルですので、そりゃ人気出ますよね。  写真は、人が少なくなった一瞬を撮りました~。。。

 ところで、パン屋というと何色のイメージを持ちますか? 管理人は、店の内装・外装問わず、緑・茶系の色を連想します。このお店も外装は緑・茶系統の建て構えです。内装は残念ながら、緑が少なく、”もうちょっと入れれば、もっとパンがおいしく見えるのになぁ~”、といつも思っています。

 色彩理論からみると、パンは赤黄茶系統の色です。それに対しての補色を考えると、緑系統の色が当てはまります。

  下図は色相環と補色の関係

 みなさん、補色という概念はご存知でしょうか? 色相環の中心を軸にして、対角線上に位置する2色の色を互いに「補色」と呼びます。この2色が同時に並んだとき、その2色はお互いに目立ち、際立たせ、きれいに見せる効果が現れます。

 言わんとすることは、パンの近くに緑系統の色を持ってくると、お互いに色を引き立たせるため、パンがきれいに見え、おいしく感じる、という現象を起こすことができます。例えば、内装の一部、壁紙などに緑を持ってきたり、メニュー表として緑の黒板を置いたり、パンの下に敷く敷物やポップ、トレーなど、ちょっとでいいので緑が入るとパンの色が違って見えます。ただし、彩度の高いパーマネントグリーンのような緑ではなく、やや彩度を抑えたサップグリーンとフタログリーンの中間のようなちょい青緑に寄ったかなという色がいいかな、と管理人は個人的に思います。

 色彩理論は、社会の中に取り入れられていることが多く、とくに日常生活に密着し、有効に取り入れることで、よりよく快適になりますね。

 まぁ、何はともあれ、今日も焼きたてのパンはおいしかったです。(^O^)/

イームズ サイドシェルチェアの紹介

 9月1日(土) 学校はお休みです。管理人も一休み、としたいところですが、道展に出品する作品を描き始めていますので、休みらしい休みにはならないですね。なぜか、疲れてしまいます。

 さて、管理人の作品の進行状況、と言いたいところですが、まだ微妙ですので、管理人の美しいと思うデザインを紹介する投稿です~、どうぞ。。。

 先週、イームズのアームシェルチェアを紹介しましたが、イームズはわかっていただけましたか? イームズは1950年代を代表するデザイナーで、イームズ夫妻ですね。。。本日は、イームズのサイドシェルチェアを紹介します。

 サイドシェルチェアは、アームシェルチェアの3年後、1953年に登場します。安価でシンプルなこのチェアは瞬く間に世界に広がり、イームズの名は世界を席巻しました。

 1950年以前、家具といえば、金属や木材で製作することが当たり前でした。そこに革命的に誕生した素材が、FRP(ファイバー・レインフォースド・プラスチック)でした。ファイバーグラス(ガラス繊維)をプラスチックで固めたものです。これが安価にでき、軽く、丈夫、まさに家具にうってつけの素材でした。イームズは人々に家具を安価に提供したいという強い意志の元、FRPを使い製品を製作していきました。その代表作といえるのが、サイドシェルチェアやアームシェルチェアでした。

 ところで、サイドシェルチェアにはいくつかのバリエーションが存在します、知っていますか? このシェルチェア、座る部分と脚の部分に分けることができます。まずは座る部分からですが、その素材がいくつかあります。一つ目はFRPですが、1950年代当初からしばらくはこの素材でした。しかし環境問題に悪影響を及ぼすということで1990年に入り生産中止に追い込まれました。それを受け、素材がポリプロピレンに変更され、再び世に登場することになりました。それからしばらくして、2013年にプライウッド(木材合板)、2014年に、FRP、グラスファイバーの復活となりました。

 ということで、現在ハーマンミラー社から販売されているサイドシェルチェアのシェル部分の素材は、ポリプロピレン、プライウッド、FRPの3種類になります。。。どれも味があって良いですよ。ちなみに管理人のサイドシェルチェアは、ポリプロピレンです。以前紹介したアームシェルチェアは、FRPです。

次に、脚の部分ですが、、、話が長くなりますね。管理人、話し出すと止まらないもので、すいません。。。脚、現在は4種類あります。①ワイヤーベース:エッフェルベースとも呼ばれ、もっとも美しく、一番よく見かける脚です。管理人所有のチェアもこの形状です。②4レッグベース:一般的な椅子の4本脚で、足元に空間があり、足が入ります。③ドゥエルレッグベース:エッフェルベースに似た形状で、4本脚の素材が木材で、エッフェルベースよりもシンプルな形状です。④スタッキングベース:4レッグベースより脚部分が幅広で、スタッキングできる仕様になっています。⑤ロッキングベース:ロッカーベースとも呼ばれゆらゆらロッキングできる形状です。

 これ以上語ると、もう止まりませんので、本日はここまで。。。やっぱりイームズは美しいですね。