美術室、コロナ対応

5月29日金曜日 いよいよ来週月曜日から学校が再開です。それに向け、美術室もコロナ対応です。

扉を開けると、いつもとは違う机の配置が目に飛び込んでくる。

まぁ、こんな感じですね。「新しい生活様式」に則り、管理人も考えましたが、部屋の大きさや、物品の数には限界があります。ので、こんな感じです。

石膏さん達に協力してもらい、着席してもらうと、

こんな感じです。今までの美術室での授業はお互いに向かい合わせで、少しは話をしながらの授業でしたが、、、それはもうできません。ので、皆が一斉に前を向き、おしゃべりなしの、シーんとした授業になりそうですね。考えただけで、ゾッとしますが、致し方ありません。当面、これでいきましょう。

さぁ、来週から授業だぁ!

びじゅ、つぶ子 。。。

5月26日火曜日 いよいよ来週から学校が再開されるとのこと。投稿は、美術室の前に置かれた像からの話。

まぁ、年がら年中こんな感じで置かれていますが、美術部の看板を取ると、

その下には、もう一枚、美術部からのお知らせがあり、それを外すと、

こんな感じのお姿です。

この像の作者は、西高7期、鈴木吾郎さんです。鈴木さんは、西高卒業後、大学に進まれ、その後、北海道の美術教員としてご活躍され、西高でもご勤務されました。専門は彫刻です。

美術室前は少し暗いので、明るいところで見てみましょう。

目は今時のパッチリまなこですね。

制作年は1979年、、、管理人、6歳の頃ですね。古いなぁ。。。

ちなみにこの作品は彫刻ですが、意外に軽いんです。おそらく塑像をシリコンか石膏か何かで型取り、FRPを流して型抜きしたのだろうと思われます。

どんな作品にはもタイトルがあります。どうやらこの作品は「子どもの情景・夏」と言うタイトルなんですね。

まぁ、うちの部員は昔からこの像のことを、『びじゅ、つぶ子』と呼び、「つぶ子、つぶ子」と連呼していましたね。まぁ、いいか、つぶ子で。。。鈴木先生、すいませ〜ん。。。

謎解きかよ。。。

5月23日土曜日 北海道の緊急事態宣言も解除が見えてきた今日この頃です。

さて、ここ数日、国が出した、「新しい生活様式」の実践例という提案を、紙面やネットでよく目にします。

管理人は美術教員ですので、中段あたりのイラストが気になりました。いわゆるユニバーサルデザインのサインと言われるものです。ユニバーサルサインと呼ぶこともありますね。これは、単純明快、どのような状況を問わず、誰にでも見てすぐに分かるものでなければなりません。授業でも、その点を強く強調します。

さて、このイラストを拡大します。

この羅列から瞬時に何を意味するか、答えられますか?まるで流行りの“謎解き”ですね。

左から3番目はまるで「ルビンの壺」です。左から5番目はマジですぐにはわかりませんでした。6番目は応援かな、「みんなで頑張ろー」ってか。。。違うか。。。

ルビンの壺のイメージ wikipより

では、「正解を見ていきましょーう」

はぁー。。。へぇー。。。

でも、正しくはこうっすよね。

なにはともあれ、まずはコロナ感染症の収束を願い、「新しい生活様式」を実践しましょうよ。

倉庫の片付けしてたら。。。

5月18日月曜日 コロナ休業も慣れきっている今日は、倉庫の片付けを少ししました。

そしたら、出るわ出るわ、昔の作品が。。。授業のもあれば、部活のもある。せっかくなので、一部だけ紹介。

これは最近だな。授業のだな。FUTUREをテーマに絵を描いたんだよな、覚えてるよ。作者、元気かーい。

これはかなり古い。こちらも授業作品でリトグラフだな。心臓を機械仕掛けで縛られている様子だな。意味あるんだよな、この絵。作者、覚えてるよ。元気かなー、

これは、なんかいつのまにか転がっていた。作者は美術部OB、Marieさんだな。点描ですよ、細かいんだよな、これがさ。ほんと絵が上手い子だったな。

管理人が日本画やろうって言ったものだから、美術部で時間作って描いたなぁ。覚えてるよ。これ、美術部OB、YURIのだな。

こっちは、YUTAのだな。

これから下は、道展スモールコスモスという、公募展に出した作品ですね。結構古いな。全部油彩です。SMサイズといって小さなキャンバスなんです。この作品はNAGIのだな。

これはHIROMUくんの作品。上下の向きはこれで良いとのこと。

これはSATOKENの。結構リアル。

これ、、、誰んだか、、、おーい作者、誰だ?ゴメン、思い出せない。一生の不覚。。すまん。

これは、おそらくKAIZAWAかな?

いや〜、たくさん出てきます。絵って捨てられないんですよね。まぁ、朽ちるまで置いておくか。

鬼滅の刃、おそるべし

5月14日木曜日 投稿は昨夕の話題。昨夕、コーチャンフォーに部活の油絵具を探しに行きました。夏の大会はあるだろうから、今、学校は休業ですが、部員には自宅で少しでも進めてもらおうと思い、足りない絵具を買いに行きました。(大丸藤井セントラルはコロナ休業です。)

油絵具は無事に購入できました。と、せっかくだから美術書籍も見に行き、衝動買いしてしまいました。

中身を立ち読みしたんですが、絵具を科学的に解説してあり、マニアにはたまらん内容でした。。。立ち読みもなんなので購入しました。

さて、ここからが今回の投稿の本題。何故か、コーチャンフォーが混雑している。密だ、強烈な密だ。何やら人が集まっている。

これが理由でした。管理人は残念ながら、「鬼滅の刃」に乗り遅れてしまい、内容はチンプンカンプンでございます。鬼退治の話?、誰が誰を退治するの?、、、まぁ、こんな有様ですが、世間では「鬼滅」といえば、流行の先端をいく漫画ですね。その新刊が発売された模様です。だから、こんなことになっていたのかぁ、納得。。。

休業中に「鬼滅」全巻一気読みするかなぁ。

綺麗な夕日でした。一日でも早く平穏な日がきますように。。。

休業中課題 追加 っす。。。

5月12日火曜日 まだまだ休業中です。あまりに長いので、美術選択者に出した最初の課題はとっくの昔に終わってますね。

ということで、1年生、2年生とも、課題を追加します。本日、西高から休業中課題を教科を問わず、郵便局のレターパックにたくさん詰め込んで発送しています。明日、明後日には届きますので、確認して取り組んでください。

1年生は、学校再開後、BOXアートを制作します。スムーズに制作に入るため、アイデアスケッチを宿題とします。プリントが届きますので、よく読んで、しっかりしたアイデアスケッチを制作してください。

2年生は、油彩の課題のアイデアスケッチを宿題とします。描く油彩は、「歌詞から描く『花』」です。

西高では初めての課題ですので、先輩の参考作品はありません。プリントを確認して、宿題に取り組んでください。

1年生、2年生とも、このサイトのメニューより、 「1年生 2年生 美術選択 休業中課題 その2 」を開き、参考資料としてください。

それでは、まだまだ休業が続きますが、規則正しい生活を送り、しっかり課題に取り組んでください。良い作品を期待しています!

wataboku ? 色が綺麗っす

5月7日木曜日 GWが明けましたが、緊急事態宣言が延長され、学校の休校も延長となりました。5月31日まで延長です。えも言えぬ状況ですよ、ほんとに。。。

夕方、美術課題としてのヒントがないか、コーチャンフォーに本を見に行きました。そしたら、色が綺麗な作品を描いている作家さんの本があり、思わず買っちゃいました。

この本の中の、wataboku(ワタボク)というイラストレーターのデジタルアートに惹かれました。色が綺麗で、衝撃でしたね。本屋でそのページの写真を撮るわけにはいかないので、自宅に戻りましょう。あっ、ついでに下の画集も気になり、買うことにしました。衝動買いですね。

こちらは、秋赤音(あきあかね)というイラストレーターの画集です。良い色してます。

さて、自宅に戻りました。早速、右の本「美人画ボーダレス弐」を開き、watabokuというイラストレーターのページをめくります。

あっ、とは言え、あまり正面で真っ直ぐ綺麗に撮ると、著作権の関係も出てきますので、まずいです。あくまでも、管理人が酒を嗜み、本をめくっているひと場面です。

“色が綺麗” これに尽きます。watabokuさんはネットにサイトを立ち上げておられたので、他の作品もたくさん観ることができました。サイトの画像をアップすると著作権法違反になりますので、それはできません。あしからず。

watabokuさんのモチーフは高校生くらいの女性のようですね。それにしても、色彩を上手くコントロールしているなぁ、と感心します。

うちの美術部にもこういった色彩感覚があればなぁ、と思う今日この頃です。。。みんな、頑張りませう!

watabokuさんのサイト

GWは映画観賞

5月3日日曜日 GW真っ只中、外出自粛ですよね。。。ので、映画を観て、感性を高めましょう。

管理人は、かなり映画を観ている方です。コロナがなければ、ひと月に2度くらいは映画館に観に行きますね。洋画、邦画、アクション、ドラマ、ミステリー、アニメ、ジャンルはまったく問わないです。自分が観たいモノを観る、そんな感じです。

せっかくなので、管理人から映画の紹介。人には好き、嫌いがあるので、これが一番というのではないです。映画は観る人の年齢や性別、性格やその時の気分で大きく感じ方は変わります。。。ので、とりあえず、、、ん〜、あまり世間ではすぐに名が出ないモノを、そして管理人にとって印象に残るモノを3つほど紹介します。

海の上のピアニスト

はじめに洋画から。こちらは「海の上のピアニスト」という映画です。1998年イタリアの映画です。教員になりたての頃ですね。映画館ではなく、当時はビデオだったか、もしかしたらDVDが登場したての頃だったか、雑誌で紹介されていたのを見て、借りに行った覚えがあります。当時も「良いな〜、この映画。。。」と心に残ったのを覚えていますが、なんと、昨日借りてきて、久しぶりに今朝、観ました。やっぱり良かったですね。ネタバレになるので多くは書きませんが、最後に主人公のピアニストとその友人との会話の終わり、「僕は降りない」という言葉が、、、印象に残ります。

八日目の蝉

続いて邦画からひとつ紹介。「八日目の蝉」という映画です。こちらは2011年の映画ですね。すでに西高に赴任してバリバリ仕事に熱中しているときですね。残念ながら映画館ではなく、DVDで観ました。初めて観たときは、心から感動しましたね。多くを書くとネタバレになりますので、少しだけ書くと、、、主人公は悪人です。ですが、、、なんとも言い表せない感情がこみ上げます。少し大人よりの映画かな。。。

秒速5センチメートル

最後に、アニメから。言わずもがな、新海誠監督「秒速5センチメートル」です。こちら2007年リリース、3つの短編をまとめた63分の映画になります。恥ずかしながら、「君の名は」で、新海誠監督を知りました。こちらを初めて観たときは、「やるなぁ、これは良いな、だから『君の名は』が出来るんだな」と思いましたね。昨年公開された「天気の子」にも影響を与えていますね。こちらもネタバレのため多くは書きませんが、お互いに惹かれる幼い男の子と女の子。成長して、変わってしまう姿をよしとするか、それとも、、、って感じです。ラストは考えさせられますね。

はい、以上です。また、いつか映画の紹介をしますね。

今年度の道展、、、中止

5月2日土曜日 GW期間ですが、コロナで自宅生活です。

昨日、道展から封書が届いていました。内容は既にわかっています。残念ながら、コロナのため、今年度の道展に関する全事業の中止です。

道展、今年度の事業は全て中止ということは、21歳以下の学生が出品する「道展U21」も中止ということです。この後、コロナが収束に向かう中で、すでに中止が決定したため、今年度に該当する生徒は出品できません。大変申し訳なく思います。本来なら出品して、入選やさらに上の入賞があったかもしれない、それが今の時点で中止なわけです。少し腹立たしいですが、管理人も道展の会員で常任委員でもあるため、泣く泣くこの中止事案を承認しました。

「なんだかなぁ。。。」

やるせないですね。全てはコロナ、、、悔しい。

上のポスターは、美術部OBマリエさんが西高を卒業した後、大学生活を送りながら、ちょいちょい西高にも来て制作し、2014年度のU 21に出品し、見事、準大賞に輝いた時の絵を2016年度のポスターとして載せてもらったものになります。(2015年度は市民ホール改修のため、道展U 21は、スモールコスモスという小品展として実施されました。)

このポスター、今も部室に貼ってあるんですよ。ちなみに、過去の写真を探すと、出てきましたので、当時の写真を掲載しますね。

この作品のすごいところは、全てコピックで描かれているところです。色や形が秀逸です。写真のように描くのは、技術として大事なことですが、、、良い絵は人の心を動かすんです。素材は何でも良いんです。

管理人、表彰式当日、会場にいましたが、嬉しかったですね。高校を卒業後も続けてくれたことに、心から嬉しかったですね。

道展U21はドラマがあるんです。上のマリエさん以降も西高は活躍しました。入選はもちろん、入賞さらにスポンサー賞を受賞する生徒も何名も出ました。今年度、コロナのため中止が発表されましたが、部員には腐ることなく部活動を続けて欲しいなと思っている今日この頃です。。。くっそ〜、コロナめ〜。。。