壊れてる、、、石膏像

4月17日金曜日 コロナ休業も慣れてきました。美術室、倉庫、いろいろ整理していると、壊れた石膏像が出てきました。

「カッパビーナス、壊れてんな〜。。。」 少し寂しい表情をしているので、来週修理してやることにしました。そういえば学生の頃、よく石膏像描いたなぁ、とノスタルジックな気分になりました。せっかくなので、西高にある石膏像を写メるか、と思いたちましたが、ほぼ袋にかぶった状態で、何の像かわからないものがほとんどですが、どうぞ。

ガッタメラータ、マルス

美術教室にある、「ガッタメラータ」と「マルス」から紹介。「ガッタメラータ」は将軍なんですよ。で、馬に跨がって高い位置におられるんです〜。「マルス」は軍神と呼ばれる、戦いの神様です〜。。。こんな感じで紹介すると長々となるので、後は写メだけっす。

ヘルメス
面取りミロヴィーナス、ミロヴィーナス、アグリッパ、青年ブルータス、ラボルト
ゲタ
奴隷、刺を抜く少年
下は、うずくまるヴィーナス
ブルータス、アムール、モリエール、パジャント、マルス、ヘルメス、その他いろいろ
アリアス、トルソー(男子)、ミロのヴィーナス、シーザー、その他いろいろ
アマゾン、パジャント、ミケランジェロ、カラカラ、アポロ、ホーマー、青年マルス、ボルゲーゼの闘士、髭の男、まだまだいろいろ
青年マルス、アリアス、カッパヴィーナス、ジョルジョ、ダイアナ

西高には、いっぱい石膏像があります。奇跡的に東日本大震災、胆振東部地震にも耐えました。今回、カッパビーナスがひとつ、昔から壊れていたんだろうけど、休業の機会に修理を試みます。    どうするかな?

美術部の課題

4月16日木曜日 投稿は、3月の休業中に出した、美術部の課題についてです。すでにこのブログで紹介してきましたが、ハンドルネーム環の作品を紹介します。

サイズはSM(サムホール版)。木製パネル、ケント紙水張りで、アクリルでの着色です。たぶんアクリル。実は休校に入ってしまったので、直接本人に確認していませんが、おそらくアクリルでしょう。

本人は音楽も好きで、軽音楽部に入り、美術部と兼部をしています。作品の登場人物は自分だと思います。背景にはレンガを敷き詰め、MUSICの文字、スピーカー、ギター(ベースかも)、そして人物がバランスよく入っていて、高校生らしい絵画で、雰囲気が良いですね。

こういったイラストも美術部では歓迎しますよ。好きなものを描く。これ、大事!

学生の頃、鈴木英人さんというイラストレーターが描く絵が好きでした。単純明快なイラストで、いつかこんな絵が描けたらなぁ、と思っていました。

車や舟(ヨット)がモチーフになり、彩度の高い鮮やかな赤、青、緑、黄、と心が弾むような感じがして好きでしたね。ちょっと真似して描いてみるかなぁ。

部員の皆も、好きな絵を描いて良いんだぞ!

美術部、新入部員募集

4月15日水曜日 コロナ休業ですが、新一年生が見てくれていることを期待して、投稿します。以下は部員が新入部員募集のため、廊下掲示用に描いてくれたものです。

では、どうぞよろしく!

美術部の活動は、とりあえず美術室は毎日開いていて、18時まで活動時間としています。が、個人の都合に合わせて活動日、活動時間はまちまちです。

高校生活を送る上で、何かしらの部活には所属した方が良いですよ。3年間、勉強だけではなく、友達を作ることや、大会に出場して作品を発表すること、それから合宿や大会で寝食共にすることは良い思い出になりますよ。自分が高校生活をした証(あかし)を残すことの大切さって、今はよくわからないでしょうが、年を重ねると分かる時がきます。たぶん。。。

美術部員一同、あなたを待っています。上手いとか下手とかはそんなに関係ないですよ。自分が好きなことをする、好きなように描く、好きなように作る、これって自己表現の最たるものです。

コロナ休業が明けたら、是非、美術部へ見学に来てください。待ってまーす!

再び休校。。。

4月14日火曜日 再び休校になりました。廊下、教室は静まりかえっています。

誰もいないアトリウム
美術教室 リトグラフ準備したが。。。休校
誰もいない美術教室前

寂しい学校になっています。早くコロナが収束することを願っています。

休校になってしまうことで、授業が遅れるのは必然です。仕方がないので、休校中の課題を美術選択者に出すことにしました。

1年生は、『ハガキサイズアート「夢」を描く』

2年生は、『デザイン 絵文字』としました。

1年生の課題は、次のような課題です。ハガキ一枚に「夢」を描こうというものです。「夢」といっても人それぞれです。自分の将来の「夢」を描いてもよし、昨晩見た「夢」を描いてもよし、「夢」から連想する形や色を描いてもよし、「夢」にまつわる作品で、ハガキサイズに収まっていればOKとしました。

次に2年生の課題は、ここ数年実施している、デザイン 絵文字 の課題です。漢字一文字に絵を加えて、その漢字の持つ意味を、イラストレーションとして表現する課題です。サイズはA4サイズの厚紙を配布しました。そこに縦横18cmの正方形の中に最大限接する大きさとしました。

早くコロナが収束して欲しいですが、しばらくは休校です。美術選択者のみんな、、、独創的で感性豊かな、良い作品を期待しています。

休校明けたら、最初の授業にて提出でーす。

2019AW 美術部 U21道展出品

4月13日月曜日 投稿は冬に実施された美術部の大会「U21道展」の出品についてです。

期日は2020年1月31日金曜日から2月2日日曜日の開催でした。この大会のため、美術部は秋頃から制作を始め、なんとか間に合わせた感じでしょうか。

会場 札幌市民ギャラリー

会場はお馴染みの、札幌市民ギャラリーです。ここに800点ほどの作品が集まることになります。道内の21歳以下の学生の大会ですが、主には高校生の作品が圧倒的に多いですね。

画面中央 U21大賞 札幌平岸高校の生徒作品

今回は上の画面中央の作品が大賞に輝きました。アートを存分に発揮した作品で、力強さを感じました。良い作品でしたね。

おっと、、、こんなところに、、、中央にある絵は西高美術部OGのヒロノさんの作品だ。サイズは小さいけど、相変わらず上手い!今は大学生だけど、高校生の時に全国大会に出場するほどの腕前でした。懐かしいなぁ。。。

それでは、ここから下は、今回出品した西高美術部員を紹介。

まずはレイア。モチーフは電柱。マチエールをしっかり作り、画面が玄人化している。審査員に強く印象が残り、優秀賞受賞に至りました。おめでとう。

続いて、マイ。なんと言っても色が良い!独特の感性を持っていて、色彩感覚が素晴らしい!この色彩感覚が審査員にも通じました。奨励賞をいただきました。おめでとう。

次は、ハンドルネーム環。写実を追求していく姿勢が垣間見られます。オムライスのテカリ感は秀逸だね。

次は、ハンドルネーム太郎。おたる潮まつりにて、花火の上がった一場面を描いています。花火の光り具合、充満する煙がよく伝わります。

次は、ハンドルネームbarrel。夕焼けに染まる自宅近所。日の入りの瞬間の美しさを上手く伝えてますね。癒される〜。

最後の登場は、ハンドルネームすけざえもん。作品は切り絵です。近づいて見るとその超絶さが分かりますよ。切り絵の奥深さを感じますね。頑張った結果、奨励賞がついてきました。良かった良かった。

みんな、お疲れ様でした。良い経験でしたね。賞に入った3名は素晴らしいと思いますが、賞に入るためにやっているわけではないので、あくまでも、好きなことをして、、、の延長線上に賞がついてくる、と思って欲しいですね。

好きこそものの上手なれ! ってか。。。

2019AWの続きに戻ります。

4月12日日曜日 今日もコロナのニュースで世間は持ちきりですね。明日は登校ですが、どうやら明後日からまた休校の模様。

えー、2019AWの話題、まだまだ残ってますので、紹介します。

1月8、9日に高教研があり、参加いたしました。高教研とは、高等学校の教員が参加する研修会の略称です。校長協会が主催しているのが特徴ですね。

こちら、今回の芸術部会、美術にて発表されたゾートロープですね。しかも立体!

ゾートロープとは「アニメーションの原点」と言われています。スリットを空けた円筒の内側に連続的に変化する 絵が描かれていて、円筒を回転させながらスリットから中を 覗くと、パラパラマンガと同じ原理で絵が動いて見えるとい う装置です。こちらは、絵ではなく粘土で立体造形で作られていますので、ゾートロープ立体版ですね。下の装置で見ることになります。

こちらの装置、立体ゾートロープを観賞するものですが、中にはレコードプレーヤーが入っていて、作品の円盤を乗せて回る仕組みになっています。さらに天井には点滅するようにライトが設置されていて、スイッチを入れると、レコードプレーヤー、および点滅ライトが作動し、覗き穴から見ると、中の立体が動いて見える仕組みになっているんです。上手く作りましたね。

20年以上教員を勤めていますが、まだまだ勉強ですね。未来の生徒のために、もっと勉強せねばね。

あれ? 下書きに何故か残っている。。。

1月9日土曜日 ブログを書こうと思い、開いたところ、何故か今まで気付かず、、、なんと下書きに投稿が2つも残っているではないか。公開していなかったんですね。ということで、ずいぶん前の投稿するはずだった内容を今日は投稿します。

一つ目は4月2日木曜日、久しぶりに投稿をしましたという内容で、あまりに久しぶりだったので、それまでの出来事を紹介した投稿でした。

もう一つを紹介。

4月10日金曜日 本日もコロナに振り回された一日でした。さて、来週、学校は続くのだろうか?

まぁ、そんな中、久しぶりに美術部のミーティングをしました。なんか、部員が懐かしい。

で、ここ1ヶ月コロナ休業でしたので、課題を出していましたが、部員が持ってきましたので、今日もその紹介なり。

一昨日、レイアが持ってきていた作品、ブラス今日4人持ってきた作品、合わせて5作品、写メりました。で、紹介です。

マイの作品。エドガー・ドガを思わせるバレリーナ をモチーフとした油彩画です。背景に東京タワーが控え、幻想的な夢の一場面を描いたような作品ですね。

久しぶりにハンドルネームで紹介。作品はハンドルネームbarrelのもの。水彩紙に水彩色鉛筆、水彩絵具で制作。女子高生をモチーフに淡いトーンで仕上げています。水彩色鉛筆の特色を生かしているところが上手くいっていますね。

ハンドルネーム太郎の作品。油彩画で、夜空を描いた作品。ジブリの背景を思わせるくらい、素敵な作品ですね。どこからか主人公が降りてきそうな雰囲気ですね。

ハンドルネームすけざえもんの作品。油彩画で、金平糖やキャンディー?、をカラフルに描いた、インスタ映えする作品です。油絵具の特色を生かし、色の変化を上手に捉えた作品ですね。

みんな、良いね〜。作品には個性が出て良い。人は人、自分は自分。好きこそものの上手なれ。

学校再開2日目、まだまだコロナの影響

4月9日木曜日 投稿は再開した学校のこと。しかし、まぁコロナが猛威を奮っています。

今日は授業も部活もなく、事務仕事しかありませんでした。そんな朝、一枚の絵が北海道銀行から帰ってきました。定期的に美術部の作品を北海道銀行宮の森パーソナル支店に貸し出して、飾ってもらっています。その絵がこちら↓

作者 マイ  

サイズ F6号 油彩 

制作 2019年10月  

題名 おおきくなあれ

作者談  3原色(透明色の強いシアン、マゼンダ、イエロー)と白と黒の5色からどれだけカラフルに出来るんだろう、と楽しんで描きました。幼少期の写真から、“この絵を描こう” と思い、この構図、色彩にしました。

マイの絵、先生、なかなかいいなぁと思っています。単にスナップ写真を写したのではなく、色合いを工夫し、想いののった絵になっていて、ノスタルジックを感じますね。NICEです。今年は最後の高文連、いい絵が描けることを願っていま〜す。  

ʅ(◞‿◟)ʃ 早くコロナ収束しないかなぁ。。。

美術教室

学校再開

4月8日水曜日 本日より学校が再開されました。始業式、入学式が実施されましたが、コロナの影響で、厳戒態勢の一日でした。

特にこれといって今日の校内での出来事の写真は撮らずでしたので、唯一撮った写真の紹介です。

サイズSM ペン、水彩

美術部、レイアの作品です。まぁ、よくも細いペンで上手に描くものだ。なかなかファンタジックな作品でレイアらしさが出て良いですね。ペンと水彩で描かれていますが、サイズはサムホール版(SM)といわれるものです。ハガキサイズより大きいですが、B5サイズよりは小さい感じです。

見た瞬間は、画家の出水ポスカさんの雰囲気もあり、管理人も好きな画家なので、じっくり見入ってしまいました。

「好きこそものの上手なれ」 好きなら、とことんやるがいい。きっともっと上手くなるよ。

ちなみに出水ポスカさんの作品はこんな感じです。

2019AWの話題の続き、もう少し

4月6日月曜日 投稿は2019AWの話題の続きです。

冬季休業中に、管理人、徳島県鳴門市にある大塚国際美術館に行ってきました。この美術館、普通の美術館ではないんです。陶板複製画を展示する美術館なんです。ようは、本物の原画ではなく、陶器の板に絵柄を焼き付けた複製画を展示しているんです。

しかしまぁ驚きでした。その数(1000点ほど)と原寸大の迫力に圧倒されました。

圧巻、システィーナ礼拝堂
正面は、ミケランジェロ「最後の審判」
レオナルド・ダ・ヴィンチ「最後の晩餐」
外には、モネ「睡蓮」
ピカソ 「ゲルニカ」
レオナルド・ダ・ヴィンチ 「モナ・リザ」
マネ「フォリー=ベルジェールのバー」
ムンク「叫び」
ゴヤ「裸のマハ」「着衣のマハ」
レンブラント「夜警」
フェルメール 「青いターバンを巻いた少女」
ボッティチェリ「ビーナスの誕生」
スーラ「グランド・ジャット島の日曜日の午後」
ミレー「オフィーリア」
クリムト「接吻」
キリコ「哲学仕掛けの風景」
ミレー「晩鐘」
スクロヴェーニ礼拝堂
ゴッホ「ひまわり」

作品は全て複製画ですが、一見の価値があります。管理人、おそらく3時間以上はいたような気がします。それくらい時間を忘れ、楽しんでいました。

皆さま、いつか、いつか、行ってみることをお勧めします。複製画と侮るなかれ、感動します!