休業中課題 追加 っす。。。

5月12日火曜日 まだまだ休業中です。あまりに長いので、美術選択者に出した最初の課題はとっくの昔に終わってますね。

ということで、1年生、2年生とも、課題を追加します。本日、西高から休業中課題を教科を問わず、郵便局のレターパックにたくさん詰め込んで発送しています。明日、明後日には届きますので、確認して取り組んでください。

1年生は、学校再開後、BOXアートを制作します。スムーズに制作に入るため、アイデアスケッチを宿題とします。プリントが届きますので、よく読んで、しっかりしたアイデアスケッチを制作してください。

2年生は、油彩の課題のアイデアスケッチを宿題とします。描く油彩は、「歌詞から描く『花』」です。

西高では初めての課題ですので、先輩の参考作品はありません。プリントを確認して、宿題に取り組んでください。

1年生、2年生とも、このサイトのメニューより、 「1年生 2年生 美術選択 休業中課題 その2 」を開き、参考資料としてください。

それでは、まだまだ休業が続きますが、規則正しい生活を送り、しっかり課題に取り組んでください。良い作品を期待しています!

wataboku ? 色が綺麗っす

5月7日木曜日 GWが明けましたが、緊急事態宣言が延長され、学校の休校も延長となりました。5月31日まで延長です。えも言えぬ状況ですよ、ほんとに。。。

夕方、美術課題としてのヒントがないか、コーチャンフォーに本を見に行きました。そしたら、色が綺麗な作品を描いている作家さんの本があり、思わず買っちゃいました。

この本の中の、wataboku(ワタボク)というイラストレーターのデジタルアートに惹かれました。色が綺麗で、衝撃でしたね。本屋でそのページの写真を撮るわけにはいかないので、自宅に戻りましょう。あっ、ついでに下の画集も気になり、買うことにしました。衝動買いですね。

こちらは、秋赤音(あきあかね)というイラストレーターの画集です。良い色してます。

さて、自宅に戻りました。早速、右の本「美人画ボーダレス弐」を開き、watabokuというイラストレーターのページをめくります。

あっ、とは言え、あまり正面で真っ直ぐ綺麗に撮ると、著作権の関係も出てきますので、まずいです。あくまでも、管理人が酒を嗜み、本をめくっているひと場面です。

“色が綺麗” これに尽きます。watabokuさんはネットにサイトを立ち上げておられたので、他の作品もたくさん観ることができました。サイトの画像をアップすると著作権法違反になりますので、それはできません。あしからず。

watabokuさんのモチーフは高校生くらいの女性のようですね。それにしても、色彩を上手くコントロールしているなぁ、と感心します。

うちの美術部にもこういった色彩感覚があればなぁ、と思う今日この頃です。。。みんな、頑張りませう!

watabokuさんのサイト

GWは映画観賞

5月3日日曜日 GW真っ只中、外出自粛ですよね。。。ので、映画を観て、感性を高めましょう。

管理人は、かなり映画を観ている方です。コロナがなければ、ひと月に2度くらいは映画館に観に行きますね。洋画、邦画、アクション、ドラマ、ミステリー、アニメ、ジャンルはまったく問わないです。自分が観たいモノを観る、そんな感じです。

せっかくなので、管理人から映画の紹介。人には好き、嫌いがあるので、これが一番というのではないです。映画は観る人の年齢や性別、性格やその時の気分で大きく感じ方は変わります。。。ので、とりあえず、、、ん〜、あまり世間ではすぐに名が出ないモノを、そして管理人にとって印象に残るモノを3つほど紹介します。

海の上のピアニスト

はじめに洋画から。こちらは「海の上のピアニスト」という映画です。1998年イタリアの映画です。教員になりたての頃ですね。映画館ではなく、当時はビデオだったか、もしかしたらDVDが登場したての頃だったか、雑誌で紹介されていたのを見て、借りに行った覚えがあります。当時も「良いな〜、この映画。。。」と心に残ったのを覚えていますが、なんと、昨日借りてきて、久しぶりに今朝、観ました。やっぱり良かったですね。ネタバレになるので多くは書きませんが、最後に主人公のピアニストとその友人との会話の終わり、「僕は降りない」という言葉が、、、印象に残ります。

八日目の蝉

続いて邦画からひとつ紹介。「八日目の蝉」という映画です。こちらは2011年の映画ですね。すでに西高に赴任してバリバリ仕事に熱中しているときですね。残念ながら映画館ではなく、DVDで観ました。初めて観たときは、心から感動しましたね。多くを書くとネタバレになりますので、少しだけ書くと、、、主人公は悪人です。ですが、、、なんとも言い表せない感情がこみ上げます。少し大人よりの映画かな。。。

秒速5センチメートル

最後に、アニメから。言わずもがな、新海誠監督「秒速5センチメートル」です。こちら2007年リリース、3つの短編をまとめた63分の映画になります。恥ずかしながら、「君の名は」で、新海誠監督を知りました。こちらを初めて観たときは、「やるなぁ、これは良いな、だから『君の名は』が出来るんだな」と思いましたね。昨年公開された「天気の子」にも影響を与えていますね。こちらもネタバレのため多くは書きませんが、お互いに惹かれる幼い男の子と女の子。成長して、変わってしまう姿をよしとするか、それとも、、、って感じです。ラストは考えさせられますね。

はい、以上です。また、いつか映画の紹介をしますね。

今年度の道展、、、中止

5月2日土曜日 GW期間ですが、コロナで自宅生活です。

昨日、道展から封書が届いていました。内容は既にわかっています。残念ながら、コロナのため、今年度の道展に関する全事業の中止です。

道展、今年度の事業は全て中止ということは、21歳以下の学生が出品する「道展U21」も中止ということです。この後、コロナが収束に向かう中で、すでに中止が決定したため、今年度に該当する生徒は出品できません。大変申し訳なく思います。本来なら出品して、入選やさらに上の入賞があったかもしれない、それが今の時点で中止なわけです。少し腹立たしいですが、管理人も道展の会員で常任委員でもあるため、泣く泣くこの中止事案を承認しました。

「なんだかなぁ。。。」

やるせないですね。全てはコロナ、、、悔しい。

上のポスターは、美術部OBマリエさんが西高を卒業した後、大学生活を送りながら、ちょいちょい西高にも来て制作し、2014年度のU 21に出品し、見事、準大賞に輝いた時の絵を2016年度のポスターとして載せてもらったものになります。(2015年度は市民ホール改修のため、道展U 21は、スモールコスモスという小品展として実施されました。)

このポスター、今も部室に貼ってあるんですよ。ちなみに、過去の写真を探すと、出てきましたので、当時の写真を掲載しますね。

この作品のすごいところは、全てコピックで描かれているところです。色や形が秀逸です。写真のように描くのは、技術として大事なことですが、、、良い絵は人の心を動かすんです。素材は何でも良いんです。

管理人、表彰式当日、会場にいましたが、嬉しかったですね。高校を卒業後も続けてくれたことに、心から嬉しかったですね。

道展U21はドラマがあるんです。上のマリエさん以降も西高は活躍しました。入選はもちろん、入賞さらにスポンサー賞を受賞する生徒も何名も出ました。今年度、コロナのため中止が発表されましたが、部員には腐ることなく部活動を続けて欲しいなと思っている今日この頃です。。。くっそ〜、コロナめ〜。。。

「逍遙通信」表紙絵

4月30日木曜日 今日は会議があり、学校に出勤です。研究室の棚を整理していて、気づきました。

「そういや、逍遙通信の第四号の表紙絵を紹介していないなぁ。。。」

こちらが、逍遙通信 第四号

で、こちらが表紙の原画です。2019AWに描きました。富士山を遠くに、東京の様子を上空からみた感じに描きました。下地に胡粉、長石、方解末で、凸凹にマチエールをつけ、水干、顔彩等で、彩色しました。

逍遙通信とは、元札幌西高教諭、澤田展人さんが編集、発行している本になります。管理人は文章は書けないので、表紙絵や挿絵で参加させていただいています。ここ数年、毎年発行していますが、今回で第四号でした。澤田展人さんの作品はもちろんですが、ゆかりの方の作品も読み応えがあり、良い本になってきたなぁ、と感じています。

せっかくなので、ってゆうか休校中で、仕事はもちろんしていますが、多少は時間もありますので、奥の材料庫に行って、過去の逍遙通信の表紙の原画を探しに行きました。

ありました。記念すべき第一号の表紙の原画です。んー、我ながら上手く描けたと思います。

はいっ、こちらは第三号の表紙の原画ですね。なんてゆうか、「影」を主役にしたいと思い、このようにしました。澤田さん著の作品の様子を表現しているんですよ…。

で、最後に第二号の表紙の原画を、と言いたいところですが、梱包されていて、開けるのが面倒なので、パスしまーす。すいません。

研究室の様子。。。ちょい暗い。

今日もコロナで休校中ですが、はたして5月7日から学校は再開するのだろうか。たぶん無理くさいですね。。。皆さま、GWは自宅にて何か自分のためになることとか、生産性のあることとか、できる範囲で、できることをしましょうね。管理人は絵を描いて、映画観て、ドラマ観て、ちょっと仕事っぽいこともして、食って、寝る。。。あっそれから、バイクのメンテもするかな。

映える

4月28日火曜日 もちろん本日も休校です。今日は朝から会議があり、学校で勤務でした。職員室、研究室、美術室と、バタバタしながら過ごしました。

そんなバタバタした中、美術室の隣、名前は工芸室ですが、我々美術部員は部室と呼んでいますが、その部室の一点にふと目がいきました。

なんてことはない、ただの紙袋です。確か部員のハンドルネームすけざえもんのモノです。

前に本人にも言ったんですが、「その袋、かっこいいなぁ!、何それ?」

すると本人「フランフランのショッピングバッグです。」とのこと。

さすが、プロのデザイナーが作るだけあるなぁ。不思議と惹かれるなぁ。赤と緑の色合いに、疎と密で、うまく構成している。

昔々、浪人の頃、立川美術学院にお世話になった際に講師の先生がよくおっしゃっていました。「良いデザインには、疎と密がある。」ってさ。

まぁ、これが"映える"ってやつだな。管理人もいつかインスタグラムやるかな。。。

CAR イラスト

4月27日月曜日 休校が続く学校ですが、管理人は今日は昼から学校に出て勤務です。

昨日の投稿で、車のイラストを紹介しましたが、そういや、奥の部屋にまだ残っているんではと思い、探してみると、棚の上から出てきました。

シルエイティ
シビック タイプR
アルテッツァ
スカイライン GTR
インプレッサ WRX

これらの絵は、前任校おといねっぷ美術工芸高等学校にて、グループ展を行った際に出した絵ですね。ってかイラストですね。懐かしい。この時に描いたものもありますが、もっと前に描いたものもありますね。

懐かしい思い出にふけった、午後3時でした。

掃除、整理。。。

4月26日日曜日 本日は休日。最近、部屋の掃除、整理をしています。といってもしばらくコロナのせいで、自宅にいることが多く、部屋の掃除や整理はしているんですが、今日はとことんやろうと決意し、いつもやらないことをしました。すると、昔々に描いた絵が出てきたので、恥ずかしながら紹介します。

スケッチブックが出てきたので開けてみました。

桜のスケッチですね。いつ描いたか、覚えていないくらい前ですね。

桜の花びらって、どのように描くといいか、自分なりに研究してた頃ですね。。。急にノスタルジックな気分になり、昔が恋しくなりました。

あっ、180SXだ、、、懐かしい。この絵、というか、イラストっすね。好きでした、イラスト描くのが。。。車の絵は描いてましたね。おそらく20年以上前の絵ですね。初めて北海道に来て、仕事はありましたが、週末することもなく、暇ということもあったので、車の絵は描いてましたね。たくさん描きました。もう今はほとんど手元にはなく、どこかにいきました。。。売れた絵もありますよ。少しはお小遣い程度にかせげました。。。購入いただいた方、ありがとうございました。

コロナで自宅にいることが多いので、何か描こうかなぁ。。。

モノクローム

4月20日月曜日 投稿は、本屋にて出会ったある本から。

こちらの本、高松和樹さんという画家の作品集です。今から10年ほど前、あるグループ展でご一緒したことがあります。当時管理人もモノクロームの絵を描いていましたので、たしかオープニングパーティーで飲食をしながらお話し、モノクロームの良さについて短い間でしたが、語り合ったのを覚えています。

「モノクローム、良いっすよね〜」なんて話をしてましたが、そのモノクロームをWikipediaで調べてみました。

モノクロームは、直訳すると「1つの色」を意味し、1色で描画、印刷、表示等された図画のことで、略称モノクロと呼ばれます。ただし、ここでいう1色とは、背景色に加え1色ということなので合わせれば2色あり、多くの場合はさらにその間ノラグラデーションがあることになりますね。

さて、管理人はここ数年、モノクロームで描くことが多いですが、久しぶりに高松和樹さんの作品を見て、圧倒されました。あの後も努力を重ね、こんな素晴らしい画集を出されたんだな、と思うと「自分も頑張らねばならないな」と、頑張る意欲をもらえました。画集の中の写真は載せるわけにはいきませんので、皆さん、お買い求めください。かっこいいですよ、モノクローム。

下は、管理人の作品。モノクロームっていいなぁ。

2019AWの話題 日本画

4月19日日曜日 投稿は今年2月に実施したPTA芸術サークルの様子です。管理人が専門にしている日本画を実施しました。

まずは、管理人が描いた参考です。今回は、杉の木うちわ に水干絵具で描くこととしました。サークルでは、昼1時頃から3時過ぎ頃まで実施するのが慣例で、長い時間は取れませんので、下描きは管理人が施しました。

水干絵具 胡粉 金泥雲母

日本画、一番の特徴は膠を用いることです。今回は水干絵具を潰して、膠を混ぜ、絵具を作っていただきました。皆さん、手際が良いですね。

葉っぱの葉脈は金泥雲母で描きました。

参加者の皆さん、上手いんですよ。筆さばき、色の調整など、センスありますね〜。

完成しましたー。

今回は、消しゴムで、落款も作りました。こちらもお持ち帰りです。

楽しかったですね。日本人なのに、日本画とは何か、ご存知でない参加者もいましたので、もっともっと、日本画を広める活動をせねばならんなぁ、と感じた日でもありました。