西美展

3月5日(月) 本日は高校入試でした。

さて、西高では長らく、美術部、書道部合同で展覧会「西美展」を開いてきました。そこに一昨年から写真部も合流し、賑やかになってきました。

今年は3月15日(金)から17日(日)までの日程で、例年どおり札幌市民ギャラリーでの開催です。ただ、美術部の部員減少で、作品数が少なく、頭が痛いところです。トホホです。

今年のDMならびにここ最近のDMも合わせて紹介します。

まず今年のもの。

少し控えめのピンク調の色彩に、フィルムの枠がポイントです。左に書道部の作品、右に美術部の作品。

昨年のDMはこちら。

何と言っても、部員の絵の力が光ります。後ろの絵、少女が空に憧れを持ち、今にも飛び立とうとする情景をファンタジックに描いています。。。管理人、イチオシのや絵ですね。

一昨年のDMは、残念ながら現物は残っていませんでした。人気があり全て無くなった模様です。パソコン画面越しにどうぞ。

デザイン的で、赤、白、薄青緑が絶妙にコントラストを描いていますね。中心の「楽」は書道部員渾身の書! この年から写真部も参加してくれました。

3年前のDMはこんな感じ。

覚えています、覚えています。左は美術部の絵。右は書道部員の書。どちらも総文祭(全国大会)に参加した部員の作品で、見応えありました。いや〜、懐かしい。

4年前は、なんと、なんと、市民ギャラリーの改修工事で、未開催でした。。。

その前は、、、だいぶ昔ですね。とっくのとっくに現物はありません。楽しくやったんでしょうね。。

また昔のようにたくさんの部員で開催できるよう、日々精進していきま〜す。

皆さま、ご来場お待ちしております。

札幌西高等学校 美術部、書道部、写真部校外展 「西美展」

○日時 3月15日(金)〜3月17日(日)

○時間 10時〜17時 ただし、初日の15日は11時から、最終日17日は16時までです。

○場所 札幌市民ギャラリー 2F 5室

PTA芸術サークル 銀粘土

3月3日(日)久しぶりに投稿します。管理人、多忙だったため、ご理解ください。

今日は雛祭り。。。2週間前の話です。PTA芸術サークルの話題です。その日は銀粘土からシルバーアクセサリーを制作しました。どうぞ!

ここ数年、シルバーアクセサリーを制作してきましたが、今年も講師の大滝先生をお招きしました。ありがとうございます。

さて、道具は揃い、制作開始です。銀粘土を型にはめ込んで作る人や、ご自身で粘土の形状を工夫して作る人、いろいろでしたね。銀粘土に、焼いても溶けない石を埋め込む人や、最後にチェーンを取り付ける人もいました。皆さん思いおもいの作品を制作しました。

管理人の作品です。もうじき完成です。中心に火の鳥をイメージしたシルエットを入れ、脇に赤い石を埋め込みました。我ながら満足です。

皆さんの作品もできてきました。フェザーでしょうか。カッコいいです。

仕上げの磨きですね。これ、大事なんですよ。

雪の結晶ですね。綺麗な仕上がりです。

管理人の過去作です。んー、毎年いい出来。

最後は恒例の皆さんの作品と、ハイチーズ!

今年のシルバーアクセサリー制作も楽しかったてねすね。

本の装丁

2月11日(月) 建国記念日、休みです〜。

さて、しばらく更新していない。怠け癖がつくとまずいので、更新します。

現在、管理人は知人に頼まれた、本の装丁のお仕事をしています。

こちらは、知人、澤田展人さん発行の「逍遥通信」という本ですが、これまで装丁を依頼されてきました。

その澤田さんですが、今年度、北海道新聞社主催、第52回北海道新聞文学賞の大賞を受賞されました。それを記念して受賞作「ンブフルの丘」をハードカバーの本として発行することになりました。その本の装丁を依頼され、ただ今取り組んでいる真っ最中です。

ひとまず、フォトショ、イラレでざっくり描きます。これを20案から30案近く作成しました。

こんな感じで、30案近く作成。

最終的には本の上に帯もかかるので、その様子も考えながら、デザインしていきます。

ちなみに、アナログでも印刷して確認してみました。

こちらは、残念ながらボツでしたが、こんな感じで、ただ今奮闘中です。

この後、案が確定次第、CGとアナログを組み合わせて、絵として描いていきます。それを印刷屋さんに渡して、管理人の仕事は終了です。

尊敬する澤田先生の作品ですから、頑張って本の装丁に取り組みます。2月末の締め切りです。頑張っていこう!

皮革工芸 がま口財布を作る

1月26日土曜日、久しぶりの投稿です。

本日は、月に一度のPTA芸術サークルでした。管理人も初めての分野を学びました。皮革工芸です。講師をお招きし、がま口財布を制作しました。どうぞ…。

講師は、道内にてレザーカービング Luna Peridot を運営されておられます。管理人も講師の作品を拝見させていただきましたが、素晴らしい!の一言です。

さて、制作スタートしました。

今回の制作は、縫う作業もある、がま口財布です。

まずは、専用の型紙、道具を使い、縫う前の事前作業です。皮自体は講師の先生が切ってお持ちいただきました。この後、我々参加者は縫うための下穴を開ける作業に精を出すことになりました。

なんとか下穴もあき、この後縫いました。管理人は縫う作業に手こずりましたが、参加者の皆さんはスムーズに進みましたね。

完成! 皆さんの作品と一緒にハイチーズ!

さて、次は何を作ろうかな…。

皆さま、お疲れ様でした。また、皮革工芸やりたいですね。

講師の先生、ありがとうございました。

美しい天橋立

1月6日(日) 昨日の報告をします。

みなさん、日本三景は知っていますか。江戸時代から伝わる景勝地ですね。安芸の宮島(広島県)、丹後天橋立(京都府)、陸前松島(宮城県)これらが日本三景ですね。

どれも美しい景色です。美術的な観点から見ても美しいと言えます。

管理人は宮島と松島には訪れたことがありました。西高の見学旅行では選択制ですが宮島(厳島)に行く生徒もいますね。

さて、昨日とうとう念願叶い、天橋立を訪れることができました。

車窓から、目の前は阿蘇海と言われる、宮津湾を天橋立で仕切られた内側の海が見え、奥に天橋立が見えます。

京都丹後鉄道、天橋立駅

天橋立は砂洲の上に松林が広がり入り口から3kmちょい続きます。幅は場所によって違うが数十mから100数十mくらいかな。

宮津湾側の様子。白砂が綺麗で、波の様子が美しい。景観は最高で、心洗われますね。

阿蘇海側、白砂の上に松の枯枝葉が重なっていますが、景観はそれなりに綺麗です。。。

「美しいものは美しい。」

美術を教える者として、美しいものを見て美しいと心から言う生徒を育てていきたいなぁと思った日でした。

美しいもの 〜掛け時計〜

1月3日(木) 正月三が日最終日です。

授業も部活もありませんので、管理人の制作や言いたいことを投稿します。

今回は、美しいもの 掛け時計の紹介です。

みなさま、アルネ・ヤコブセンを知っていますか。以前このブログで、セブンチェアーという椅子を紹介しましたが、その作者であり、デンマークを代表するデザイナーです。

こちらがわが家の掛け時計です。アルネ・ヤコブセンデザインのローマンと呼ばれるタイプになります。アルネ・ヤコブセンの名も入っていますね。

ヤコブセンは、そもそも建築デザイナーで、建築物を設計した際に、その内装も自身でデザインしたいとの欲求から、家具、時計、その他あらゆるものをトータルデザインしたと言われています。

ちなみにこの掛け時計ローマンは、デンマーク第二の都市オーフスの市庁舎を設計した際にデザインされたとされています。もちろんですが、わが家にかけられているのは市庁舎にかけられていた本物ではなく、北欧を代表するデザイン会社、ローゼンダール社が復刻したものになります。

他にも超有名な掛け時計がいくつかありますので紹介していきます。

上の時計は、デンマーク国立銀行設計の際に一緒にデザインした掛け時計バンカーです。

上の時計は、コペンハーゲン郊外ルードブルの市庁舎設計の際にデザインした掛け時計シティーホールです。

上の時計は、1943年デンマークの鉄道にて採用され、国内の鉄道駅に設置された掛け時計ステーションです。

どれもシンプルで、無駄なものを全て削ぎ落とした中にも味わいがある、掛け時計の傑作ですね。

みなさまも美しいデザインに興味を持ってみませんか。

「魔女の日」 完成

1月1日 元日 年末年始、みなさまいかがお過ごしですか。投稿は制作中の完成編です。

描いているのは、石狩支部の美術部顧問の先生とのグループ展。どんな作品にしようか迷っていましたが、実験的に色んなことをやってみました。

3日前スタートし、イメージ画を描き、2日前までに線画を終了。テーマは高校生の魔女。魔女が買い物にお出かけですね。

初の試み。コピックで濃淡をつけた。

彩色は顔彩と水干絵の具。

昨日、大晦日の晩には家のことをちょいちょい片付けながら、紅白も見て、年越し蕎麦も食べ、その時点で完成していました。今朝起きて、また家のことをちょっと片付けて、餅を食べて正月気分を味わい、年賀状も見て、そして自分も書いて郵便局に走り、、、一息ついて絵に戻り、少し手を入れて完成しました。

今回は、F8号で、コピックと顔彩、水干絵の具で描きました。時間はけっこうかかりました。コピックが大半かな。色付けはさらっと乗せただけです。

さて、また次の作品に取り掛かりましょう!

大晦日も制作

12月31日(月) 今日は大晦日。。。

家のことはある程度片付けたので、管理人の制作の続きです。

人生で初めてアートクロスを使用していますが、またもや人生で初めてコピックをベースに下描きをしてみました。いつもなら墨や木炭で描いていくところをコピックでやってみました。

コピックはクールグレーという色を数本は持っていました。何かの折に使ったのが残っていたので、もう数本購入して、濃淡をつけて描いてみました。クールグレーはNo.00からNo.10までを揃えてみました。

こんな感じですね。描き出しは布の上に描くので、なんか違和感がありましたが、進むうちに慣れてきました。でもまだ慣れないところはあります。ぼかすことが全く上手くできませんね。

テーマは「高校生魔女」です。魔女だから箒も背負って、ってか。

ちなみに大きさはF8です。

この後、コピックで固有色も乗せるか、水干絵の具でも乗せるか、アクリルでいくか、迷います。どうせならコピック買ってくるかなぁ。

コピック、なかなか良いかも。今後の制作に役に立ってくれるかもしれない。たくさん描いて慣れていこうと思います。

それから、昨日久しぶりにマスキング液を購入し、使ってみました。

こいつが結構優れもの。アートクロスとの相性がいいのか、キレイにマスクしてくれます。これは良い!今後もお世話になろうと思います。

それではみなさま、良いお年を。。。

管理人の制作

12月29日(火) 今日から管理人も冬休みです。絵を描くのが好きな管理人にとってようやく少し時間が取れる日々になりそうです。

まずは、学校で部員のレイアの横で描いている絵、油彩で夕暮れの西高です。学校自体は暗く逆光で見づらいですが。。。

自分なりの感想ですが、写実に描くのは慣れてくると意外とできるものです。写真には写らない空気感を考えて描かなければ、人に感動は与えられません。

次の作品は自宅で描き始めた作品です。

人生で初めてアートクロスに描きます。まずは下描き。高校生魔女の登場。

ん? 専用のレジンドーサをかけたが…。ドーサ効いているのかな? ちょっと不安。

まぁいいか。頑張って描いていきますー(^^)

乞うご期待。

管理人、制作開始

 12月24日(日) クリスマスイブ。。。聖夜に投稿します。。。

 たまには管理人の制作風景でも公開しましょう。今から描くのは、1月中旬の美術部顧問の先生達とのグループ展です。作品については前々から構想はありました。管理人のモチーフとして最近は超常現象などを題材にしていますが、魔女を現代風に描きたいな、との願望が以前からありました。登場人物は魔女ですが、それが現代の女子高生だったら、なんていう考えです。

 最近の制作でパソコンは欠かせません。まずパソコンで描いてみます。もちろん並行してクロッキーを描きながら進めます。フリー素材や自分で撮ってきたものを組み合わせながら、フォトショップと格闘です。。。アナログで描いていく前に全体の雰囲気を確かめます。

 今作品の雰囲気は楽しげで、ちょっとファンタスティックな面が出れば良いかなと思っています。。。箒を背負った女子高生が実は魔女っていう設置です。。。楽しく描きたいな〜〜。

 そうでした、、、今日近くのゲオに行き、ふらっとしていると目に飛び込んできました。毎年「ILLUSTRATION」を購入していますが、2019が出ていたんですね。これって生徒も好きでみんなよく見ていますね。買っていこうっ!となり自宅で管理人もじっくり見せてもらいました。表紙は管理人も”うまいな~~”と舌を巻く「出水ぽすか」さんですね。人を惹きつける構図で楽しげですね。。。

 さて、管理人は支持体の準備です。サイズはF8号にしました。

 まずは、今回初めて使用する絵具屋三吉さんが販売している「絹目アートクロス」を切り抜きました。ずいぶん前の話になりますが、画家の蒼野甘夏さんが「アートクロス良いですよ」と言っていた一言が気になりました。管理人は絵を描くのは”紙”と決めつけていました。油彩画のキャンバスは生地ですが、管理人は学生の頃より日本画を描く際は紙に描いてきましたので生地に縁がありませんでした。絹に描いたことがなかったんですね。。。(まぁアートクロスは絹ではないですけどね。。。)

 最後にオチが。。。

「まじか!!、裏打ちはされているけど、ドーサ引きされてないのね。。。」

 とりあえず水張りして、ドーサ引きは後日にするか。→ドーサはいつものでもいいんだろうが、アートクロス専門のレジンドーサなる液体がオススメらしいのだ。明日セントラルにでもいくか。。。

 今日はそんな一日でした。。。それではみなさん、メリークリスマス!!!